痔・そけいヘルニア(脱腸)

そけいヘルニア(脱腸)は、手術で治す病気です。
当院では術後の痛みが少ない腹腔鏡手術を取り入れています。

気恥ずかしさからか、悪化するまで放置される方も多い「そけいヘルニア」。お薬では治すことができないので、完治には手術が必要です。放置すればするほど悪化の一途をたどる病気なので早めの診察が大切です。

そけいヘルニアとは

医療法人パテラ会 月夜野病院 そけいヘルニア(脱腸)とは

そけいヘルニア(鼠径ヘルニア・脱腸)とは、お腹の筋肉の弱いところから腸が腹膜と共に皮膚の内側に出てしまう病気です。病気では有りますが、良性疾患ですので早期に治療を行えば何も恐れることはありません。その筋肉の弱いところ、つまり外に出るところが鼠径(そけい)部と呼ばれるために鼠径ヘルニアと言います。そけいヘルニアは、男性に多く見られます。この鼠径部が弱いのは女性より男性が多い為です。先天的に弱い人で中高年になってヘルニアを発症するケースが多いためです。

症状について

医療法人パテラ会 月夜野病院 そけいヘルニア(脱腸)の症状について①

不快感や痛みを感じる。
※個人差があります。

医療法人パテラ会 月夜野病院 そけいヘルニア(脱腸)の症状について②

立った時やお腹に力を入れた時、鼠径部に柔らかい腫れを感じる。

医療法人パテラ会 月夜野病院 そけいヘルニア(脱腸)の症状について③

指で患部を押さえると押さえると通常は引っ込む。

医療法人パテラ会 月夜野病院 そけいヘルニア(脱腸)の症状について④

腫れが急に固くなり、押さえても引っ込まなくなる場合は、緊急手術

初期段階では、立ち上がった時やそけい部にこぶのような膨らみがみられます。触ると柔らかく指で押さえると引っ込み痛みもないため、違和感は少ないです。しかし、症状が悪化すると膨らみが硬くなり非常に激しい痛みがでて、嘔吐をすることもあり、また、日常生活に支障が出てきます。このまま放置しておくと、「かん頓状態」になってしまう危険性があり、飛び出た腸が指で押しても戻らなくなり壊死してしまいます。普段より2~3倍の大きさになります。腸閉塞や腸の切除、命に関わる場合もあるので、早めに受診することが必要です。

治療法について

医療法人パテラ会 月夜野病院 そけいヘルニアの治療法

そけいヘルニアの治療は、飛び出した腸をお腹に戻し、飛び出す穴を塞ぐという外科手術が最も有効な治療とされています。逆に、その外科手術以外では治癒する事はありません。自然に治ることもありません。進行すると腸が締め付けられて腸閉塞(嵌頓)をおこすことが有りますので違和感を感じられたら、早めに受診されることをお勧めします。当院では、有効な治療方法としてメッシュを充てる手術を第一選択としております。以下の図のように筋肉の弱いところから腹膜と共に腸が外に出てしまっています。この筋肉の弱いところをメッシュシートで塞ぎます。